pyinit
は、Pythonライブラリプロジェクトを迅速にセットアップするためのコマンドラインツールです。README.md
、LICENSE
、setup.py
など、ライブラリ開発に必要なファイルを自動で生成し、開発者がプロジェクト構築にかかる手間を省きます。
- Pythonライブラリプロジェクトのディレクトリ構造を自動生成
README.md
、LICENSE
、__init__.py
、setup.py
、requirements.txt
などの重要ファイルを作成- 柔軟なカスタムテンプレートのサポート
- Linux、macOS、Windowsをサポートするクロスプラットフォーム対応
- インタラクティブなプロンプトとコマンドライン引数での高速セットアップを提供
pyinit
をLinuxにインストールするには、リリースページから最新バイナリをダウンロードし、バイナリをPATH
にあるディレクトリに移動します。
wget https://github.com/t3tra-dev/pyinit/releases/download/v1.0.0/pyinit-linux-latest-v1.0.0.zip
unzip pyinit-linux-latest-v1.0.0.zip
chmod +x pyinit
sudo mv pyinit /usr/local/bin/
pyinit
を実行して使い始めます:
pyinit --help
macOS向けにpyinit
をインストールするには、リリースページから最新バイナリをダウンロードし、バイナリをPATH
にあるディレクトリに移動します。
curl -L -O https://github.com/t3tra-dev/pyinit/releases/download/v1.0.0/pyinit-macos-latest-v1.0.0.zip
unzip pyinit-macos-latest-v1.0.0.zip
chmod +x pyinit
sudo mv pyinit /usr/local/bin/
pyinit
を実行して使い始めます:
pyinit --help
Windowsでpyinit
を使用するには、リリースページから最新バイナリをダウンロードして解凍します。
Invoke-WebRequest -Uri https://github.com/t3tra-dev/pyinit/releases/download/v1.0.0/pyinit-windows-latest-v1.0.0.zip -OutFile pyinit.zip
Expand-Archive -Path pyinit.zip -DestinationPath .
以下の手順でpyinit
をPATH
に追加します:
- 「このPC」を右クリックし、「プロパティ」を選択
- 「システムの詳細設定」をクリックし、「環境変数」を選択
- 「システム環境変数」の中から
Path
を探し、選択後「編集」をクリック - 「新規」をクリックし、
pyinit.exe
があるパスを追加 - すべてのウィンドウで「OK」をクリックして閉じる
これでコマンドラインからpyinit
が実行できるようになります:
pyinit --help
pyinit
をソースコードからローカル環境でビルドするには、Rustがインストールされている必要があります。
- Rustがシステムにインストールされていること
リポジトリをクローンして cargo install --path .
を実行してください:
git clone https://github.com/t3tra-dev/pyinit.git
cd pyinit
cargo install --path .
これで、pyinit
が実行できるようになります:
pyinit --help
pyinit
は、対話形式およびコマンドライン引数を使用して非対話形式で実行できます。
pyinit [OPTIONS]
--name
,-n
: ライブラリの名前を指定--description
,-d
: ライブラリの説明を指定--author
,-a
: 作者の名前を指定--license
,-l
: ライセンスの種類を指定(MIT、GPL、Apache-2.0、など)--help
,-h
: CLIのヘルプ情報を表示(-h
はサマリー)--version
: CLIのバージョンを表示
インタラクティブにPythonライブラリプロジェクトを作成するには、以下のコマンドを実行します:
pyinit
プロジェクト名や説明、作者、ライセンスを尋ねられるので、入力して進みます。非対話形式でプロジェクトを作成する場合は、コマンドライン引数を使用します:
pyinit --name mylib --description "A Python library for awesome features" --author "John Doe" --license MIT
これにより、以下のディレクトリ構造が生成されます:
mylib/
├── LICENSE
├── README.md
├── mylib/
│ └── __init__.py
├── requirements.txt
├── setup.py
└── tests/
ライセンスにcustom
を選んだ場合、カスタムライセンステキストを入力するか、空白のままにすることができます。それ以外の場合は、選択したライセンスに基づいてLICENSE
ファイルが自動的に生成されます。
pyinit
への貢献は大歓迎です!以下の手順に従って貢献できます:
- リポジトリをフォークします: https://github.com/t3tra-dev/pyinit
- フィーチャーブランチを作成します:
git checkout -b feature/your-feature
- 変更をコミットします:
git commit -m 'Add a new feature'
- ブランチをプッシュします:
git push origin feature/your-feature
- プルリクエストを送信します。
サポートや質問については、リポジトリのIssuesセクションに問題を報告してください。
全てのコントリビューターに感謝しています!
pyinit
はMITライセンスの下で提供されています。詳細についてはLICENSEファイルをご覧ください。